永遠の片思い
動く心と気持ち
梨花side
ちゃんと話してちゃんと解決しよう…。
じゃなきゃこのままだと瑠奈が倒れてしまう…
そう思って呼び出した。
「まずひとつ、ちゃんと寝てる?」
「いえ」
「そんなんじゃ、アイドルの体調管理なんて…」
「大丈夫です」
「じゃ、ふたつめ…
瑠奈はドリカラのファンよね?」
「はい」
「凛のことは、好き?」
「はい」
「そう?」
「でも仕事に私情は挟みませんので」
「なんで?」
「凛くんが困りますから、あたしは仕事以外口を挟みません」
「そう?じゃ…みっつめ…
ちゃんとご飯は食べてる?」
「いえ」
「どうして食べないの?」
「食べられないからです」
「え?」
「もういいですか?あたし達のせいでみんなの…メンバーの時間を潰してるんですよ?」
「じゃ…最後にもう一つ」
これだけはどうしても言わないといけない…呼び出した意味がない
「あなたに言わなくちゃいけない事がある…そして謝らなくてはならないこともある…」
「え?」
「私は結城と付き合ってる」
「まぁ彼女がいる噂はありましたから…で?」
「だから…あなたが瑠奈がそこまでして頑張らなくてもいい…凛がどう思ってるかなんてそれは私にもわからないけど…そこまでしなくても…」
「けど…凛くん含めドリカラの皆さんはファンの皆さんのおかげで支えられて今こうして仕事をする事ができてます!だから…ファンのひとりとしてメンバーのプライベートに踏み込んだりはしちゃいけない!
あたしだってわかってます!正直今家なんてなくて事務所でしごとをしながら一晩を過ごしてます。ご飯だって食べないといけないって思ってても戻しちゃう…このままじゃいけないことくらいあたしが1番わかってます。でも…そうでもしなきゃやってられないんです!失礼ですが…梨花さんみたいで1人で抜け駆けしようなんて思わないから!あたしはこれからもこうして…!」
「え?」
瑠奈がこんなに大きな声で歯向かってくるなんて初めてで…
私なんかよりも数倍すごいんだな…ちゃんと考えてるんだなーなんて思ってたら…誰もくるはずないこの部屋のドアが開いた
そしてそのドアを開けたのは……凛…だった…。
ちゃんと話してちゃんと解決しよう…。
じゃなきゃこのままだと瑠奈が倒れてしまう…
そう思って呼び出した。
「まずひとつ、ちゃんと寝てる?」
「いえ」
「そんなんじゃ、アイドルの体調管理なんて…」
「大丈夫です」
「じゃ、ふたつめ…
瑠奈はドリカラのファンよね?」
「はい」
「凛のことは、好き?」
「はい」
「そう?」
「でも仕事に私情は挟みませんので」
「なんで?」
「凛くんが困りますから、あたしは仕事以外口を挟みません」
「そう?じゃ…みっつめ…
ちゃんとご飯は食べてる?」
「いえ」
「どうして食べないの?」
「食べられないからです」
「え?」
「もういいですか?あたし達のせいでみんなの…メンバーの時間を潰してるんですよ?」
「じゃ…最後にもう一つ」
これだけはどうしても言わないといけない…呼び出した意味がない
「あなたに言わなくちゃいけない事がある…そして謝らなくてはならないこともある…」
「え?」
「私は結城と付き合ってる」
「まぁ彼女がいる噂はありましたから…で?」
「だから…あなたが瑠奈がそこまでして頑張らなくてもいい…凛がどう思ってるかなんてそれは私にもわからないけど…そこまでしなくても…」
「けど…凛くん含めドリカラの皆さんはファンの皆さんのおかげで支えられて今こうして仕事をする事ができてます!だから…ファンのひとりとしてメンバーのプライベートに踏み込んだりはしちゃいけない!
あたしだってわかってます!正直今家なんてなくて事務所でしごとをしながら一晩を過ごしてます。ご飯だって食べないといけないって思ってても戻しちゃう…このままじゃいけないことくらいあたしが1番わかってます。でも…そうでもしなきゃやってられないんです!失礼ですが…梨花さんみたいで1人で抜け駆けしようなんて思わないから!あたしはこれからもこうして…!」
「え?」
瑠奈がこんなに大きな声で歯向かってくるなんて初めてで…
私なんかよりも数倍すごいんだな…ちゃんと考えてるんだなーなんて思ってたら…誰もくるはずないこの部屋のドアが開いた
そしてそのドアを開けたのは……凛…だった…。