永遠の片思い



行くところなんてない…



でも家になんて帰りたくない…



どうしよう…


そう迷ってた時。
目の前には人…



見上げると…?






「こんばんはかな?
初めまして私○○事務所のものだけど…」


え?


○○事務所…凛くんの事務所だ…。



ん?
ここは田舎…東京の事務所の方が何してるの?




頭はハテナだらけ



「いきなりごめんなさい?
今ね?マネージャーになる方を探してて…
いろんな方に声をかけてるの!
あなたマネージャーに興味はない?」




無くはない…でも出来れば裏方より表がいい…。



「なくは…ない…ですけど…」



「ほんと!?
これ名刺ね?何かあったら連絡させて?この番号からかかってきたらあたしだと思ってね?」


「は…はい…。」


「ありがとぉ!」




嵐のように来て嵐のように去っていった30なかばのおばさん。いやおねぇさん?かな?


よく分からないままとりあえず家に帰った…。



あれは夢なのか…それとも現実なのか…未だ分からないまま…



けれど目の前にある名刺…あの人に会ったことは間違いない…

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