永遠の片思い


あれから色々と話も進み社長との面談…。

卒業も明日に迫ってて…。



親に話すのにはすごい勇気いったし…あー!今思えば頑張ったな…自分…。



今は電車の中。





東京に足を踏み入れる、







着いた。


「あっ!もしもしあの…着きました。」


「え?どこ?瑠奈ちゃんどんな格好してるの?」



どこか抜けた可愛い人だな?そう心で一言言いながらあたしも梨花さんを探す。



すると電話越しではない違うところから聞こえる声


「あっ!いたいた!
瑠奈ちゃーん!」


恥ずかしくないのか呼ばれてるこっちが恥ずかしい…。


まぁ見つかってよかった



「可愛い!さすが10代!」

「いや…もぉら10代も1年?2年?しかないですよ!」


なんてたわいのない会話をしながら梨花さんの車に乗る



「あっ!まだ誰のマネージャーになるか言ってなかったわよね?」

「はい」


「聞いて驚くな!
DREAM colorのマネージャーでーす!」



え?
あたしの耳おかしくなったのかな???

「え…?
ドリ…カラ…の…マネージャー…。」

「え?
もしかして好きなの?」

「え?へへっ…そ…ソンナコトナイデスヨー。」

「あっ…あっ…そう?ならよかった!
マネージャーってその人の体調とかスケジュール全部を管理しないといけないし、ましてやプライベートなことに踏み込んではいけない!」

「そんなの分かってます」


さよならあたしの恋心よ…さよならファン…まぁ密かにファンなのはいいかバレなきゃいいんだ本人に



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