モテ男子が恋愛したくない私に本気をだした結果。
笑って泣ける場所
*
「莉世、今日は早く帰ってきてね」
「今日?」
朝、学校へ行こうと玄関でローファーを履いていると、お母さんがリビングから出てきた。
「うん。
大事な話があるから」
「大事な話?」
なんだろう……?
何か緊急の用事とか?
首を傾げる私に、お母さんはそれだけ言ってポンと背中を押した。
「はい、話の続きはまた帰ってきてからね。
じゃあいってらっしゃい」
「ああ、うん。
行ってきます……」
頭に?マークが浮かぶ私とは裏腹に、梅雨が終わった空は、雲1つない、快晴だった。
「莉世、今日は早く帰ってきてね」
「今日?」
朝、学校へ行こうと玄関でローファーを履いていると、お母さんがリビングから出てきた。
「うん。
大事な話があるから」
「大事な話?」
なんだろう……?
何か緊急の用事とか?
首を傾げる私に、お母さんはそれだけ言ってポンと背中を押した。
「はい、話の続きはまた帰ってきてからね。
じゃあいってらっしゃい」
「ああ、うん。
行ってきます……」
頭に?マークが浮かぶ私とは裏腹に、梅雨が終わった空は、雲1つない、快晴だった。