モテ男子が恋愛したくない私に本気をだした結果。

莉世。

私がいなくなったからって、メソメソ泣いてちゃ、ダメだからね?

自分のせいだって、自分がもっと早く気づいていればって、責めたりしたら、ダメだからね?


莉世はどんなにつらいことがあったとしても、絶対表には出さないで、いつも通りいることが多かったよね。

全ての気持ちを押し殺して、我慢して。大丈夫って言う、莉世のこと大好きだけど、もう我慢しないで。



つらい時は、泣いていいんだよ。


無理して笑わなくていいんだよ。


もう、何も我慢しないでいいんだよ。



本当の笑顔で、笑って欲しい。

私のことで、もう泣かないで欲しい。




私は、莉世の笑ってる顔が1番好きなんだから。



私がいなくなったのは、決して莉世のせいなんかじゃない。全部、全部、わたしの意志で決めたこと。


何度も言うけど、優しい莉世ことだから、自分のせいだって思うかもしれないけど、絶対に自分を責めたりしないで。


そんなことしたら、私、許さないんだからね!!


< 300 / 318 >

この作品をシェア

pagetop