俺様王子が恋をした
「えぇぇぇぇーーーー!?」

バスの中だということを忘れて
叫んでしまい
クラス中の視線が私に集まった。

あ、ごめんね~
なんて感じの顔で軽く頭を下げた。

みんなが前を向いたとこで
話を再開。
もちろん小さい声で。


「え、で、いつから付き合って
 いつ、その、そーゆーことに・・・?」

「一週間前から付き合ってて
 付き合ったその日に流れで?」

なんてまた私の想像をはるかに超える答えが
返ってきた。



その後も
内容が刺激的すぎてもう声を出すのさえ忘れていたくらい。

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