俺様王子が恋をした
【真優華】

せせせせせ先輩のおうちなんて・・・。

そ、そんな覚悟してなかったよ・・・。


今からどっか行こうと誘おうえば
行かなくて済む!?

行くのが嫌とかでは全然ないんだけど
心の準備が出来てなくて。

よし、ここは予定変更してお散歩デートでも・・

「せんぱ」「着いた。」


見上げるとそこには
真っ白い壁のお城みたいな大きな御屋敷・・・。

私はこの先輩の家であろう建物に
驚きすぎて
自分の提案なんてすっかり忘れていた。

「こ、ここ、ですか?」

『うん、そうだけど』

なんて平気な顔でどんどん中へ進んでいく先輩に
着いていくしかなかった。

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