俺様王子が恋をした
「泣いて落ち込んで
 人生のどん底みたいになったと思ったら
 その数時間後にはこれかよ。」
なんてまだ笑ってる。

「そんなに笑わないでください!
 全部先輩のおかげなんですから。
 先輩は私が元気になる魔法の言葉を
 たくさんくれます。
 私が欲しい言葉を全部くれます。
 その言葉で私は強くなれます。
 だから離れてても私も先輩じゃなきゃ
 ダメなんです。」

目を真っ直ぐ見つめて伝えた。
見つめた先輩の目から
不安は感じなかった。

お互い信じ合える。

きっと遠距離って私たちが
想像してるより
もっともっとつらいと思う。

でも根拠はないけど
なんか大丈夫って思うんだ。

きっとそれは先輩も同じだと思う。

でもその大丈夫がいつか
確信に変わるように
頑張るんだ。
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