俺様王子が恋をした
限界…か。

「で、でもよくわからないから
 怖いし…」

知識、経験共に0な私には
ハードルが高すぎる。

「そんなの先輩に任せればいいの~!
 知識も経験も豊富なんだから!」

そ、そうなのか…
それはそれでやっぱり嫌だな…

「また想像して落ち込むんじゃないの!
 過去は仕方ない!
 今と昔は違うんだからね!」

ってゆずちゃんにバンッと背中をたたかれた。

「いった~い…」

こんな思いっきり叩かなくてもいいのに…

「あぁ、ごめんごめん。つい伊吹と同じ感じで…」

なんて言ってるけど

「え、ゆずちゃん、白川先輩にそんな事してるの…?」
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