俺様王子が恋をした
「……っ!」

滅多にしない私の行動に
驚きを隠せない様子で
目を見開いたものの
すぐにいつものいじわるな顔に戻って

「あんま可愛い事すると何するかわからないよ」

って、甘く低い声で囁かれた。

//////

形勢逆転。
さっきまでの態度が嘘のよう180℃変わった。

これ以上は危険だと判断した私は
大人しく静かにみんなが待っている場所へ
着くのを待った。


----数分後
待ち合わせ場所だった駅で
残りの4人を拾って別荘へ向かった。
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