俺様王子が恋をした
「「「う~み~だぁぁ~~~!!!」」」

目の前に広がるのは
白い砂浜に透き通ったきれいな海。

しばらく眺め荷物を置くため別荘へ。


歩いてすぐのところに
ホテルなんじゃないかと
思うほどの大きさの建物があった。

まさかとは思ったけど
先輩についていくと
その建物の中へどんどん進んでいく。

「せ、先輩!」
思わず呼び止めてしまったけど
何食わぬ顔で振り返り

「なに?ここだよ。別荘」

って。
これには私以外の4人全員もポカンとしていた。

「なんだよこれ…」
「すごすぎる…」

呆気に取られたまま立ち尽くしていると

「ほら、早く荷物置きに行くぞ。」

先輩の一言でやっと動き出した私達。
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