俺様王子が恋をした
「そ、その『言う事』って
 なんですか…?」

恐る恐る尋ねる。

先輩は右の口角だけを
クイっとあげて言った。

「そんなのその時の
 お楽しみに決まってんじゃん。」


怖い…
怖すぎる…


予想のつかない物事に
私は頭を悩ませた。
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