俺様王子が恋をした
「ねぇ、まゆ?
 昨日の約束覚えてる?」

約束…

「お、覚えてます…」

嫌でも忘れません。

「なら、話は早いね?
 わからないまゆにはお仕置きが
 必要みたいだからさ。」

お仕置き…!?

「何でも言う事聞けよ。
 俺に抵抗するな。」


「それってどういう…」
意味ですか?

そう聞こうとしたのに

先輩の口によって
私の口は荒く塞がれ
聞くことを許されなかった。
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