俺様王子が恋をした
「では!改めて感想を!」

よくわからないけど…
「あ、ありがとうございます?」


なんで疑問形なのー!

でも可愛い~!

ってあちこちから聞こえてきて
その恥ずかしさで
顔がどんどん赤くなるのが自分でも
分かった。


穴があったら入りたい
って気持ちが今分かった…
なんて思っていると
いきなり視界が暗くなったとともに
女の子たちの
きゃーーー!と言う声が聞こえた。


何かと思って顔を上げると
そこには不機嫌オーラがだだ漏れの
先輩が私を抱きしめていたのだ。
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