俺様王子が恋をした
HRが終わって解散。

今日はクリスマス。

明日からは冬休みだって事で
みんな浮かれてる。



俺も迎え行くか。


遥かに『じゃーな』とだけ伝え
まゆの教室へ向かう。



「まゆ。」

俺が呼ぶと、とびっきりの笑顔を見せるまゆ。

「デート、行くか。」

「うん!!」

そう言ってどちらからともなく
手を繋ぐ。

こうやって歩くのが
当たり前になってきてるから
まゆが照れることはない。
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