俺様王子が恋をした
好きのお返し
【真優華】
幸せに過ごしたクリスマスが終わり
あっという間に年を越して
今は2月。
冬、真っ只中です。
「さみーな。」
そう言いながら私のしている
手袋の中に
一緒に手を入れて歩くのはもちろん恭介先輩。
「そんな、一緒に入れたら
伸びるじゃないですか!」
怒ってみても無反応。
しかも一つの手袋に
2人の手っていうおかしな行動。
でも、それすらも愛おしいと思ってしまう。
…だって私達に残された時間はあと一ヶ月と少し。
幸せに過ごしたクリスマスが終わり
あっという間に年を越して
今は2月。
冬、真っ只中です。
「さみーな。」
そう言いながら私のしている
手袋の中に
一緒に手を入れて歩くのはもちろん恭介先輩。
「そんな、一緒に入れたら
伸びるじゃないですか!」
怒ってみても無反応。
しかも一つの手袋に
2人の手っていうおかしな行動。
でも、それすらも愛おしいと思ってしまう。
…だって私達に残された時間はあと一ヶ月と少し。