俺様王子が恋をした
強くなったんだ。

あれから先輩の事では
泣いていない。

カップルたちのイベントが溢れる季節は
羨ましいと思うこともたくさんあったけど
ゆずちゃんと美優が気を使ってくれて
一緒にパーティーをしたりしたから
気がまぎれた。



そんな昔の事を思い出しながら
1人部屋でのんびりしていると
家のチャイムが鳴った。


…誰だろう?
ゆずちゃんかな?
なんて思い、玄関を開けた。

そこには…
< 380 / 390 >

この作品をシェア

pagetop