俺様王子が恋をした
そして今日も柊先輩が
外で待っていた。


「おはようございます!」

「ん、おはよ」


今日はちょっと眠そう?
てか、疲れてる?


「先輩、お疲れですか?」
そう聞くと

「ちょっと昨日の夜ハードなことしてさ」
と、意味深な笑顔を浮かべた。


ズキッ・・・


「ふっ、ばーか、嘘だよ。ゲームやってたら
 日付まわってて寝不足なだけ。」


なんだそっかよかった・・・。

またこの感じ。先輩の言葉に一喜一憂してる自分がいる。
でも・・・嫌じゃない。


「てか弁当、ちゃんと持って来てるだろうな?」

もちろん!

「はい!自信作ですよ~!お昼休み楽しみにしてて下さいね!」

「おぅ、さんきゅ」


そう言って頭をポンポンッと撫でてくれた。


キュンッ


また胸が鳴った。
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