毎日恋した。
・・・・・・


いつまでたっても来ないんですけど?

朝ごはん食べたらすぐ来いって言ってたくせに。


キィーキィー・・・


ブランコに乗って英二を待つ。


「お、来てる来てる」


ぱたぱたと超マイペースでこっちに向かってきた。


「朝ごはん食べたらすぐに来いったくせに待たせるなんていい度胸だよね!?」


「わりぃーわりぃー」


くるくると手に持っていたバスケットボールを回す。


女の子待たせるようじゃ恋なんてすぐ終わっちゃうよ。

ま、あたしには関係ないか。


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