毎日恋した。
たったった


「あ、流衣来た!」


手招きしている幸紀が見えてくる。


「今日は早いね」


いつもならあたしより遅いのにな。


「後二人来るから」


「うい」


あと誰が来るんだろうね・・・。


ぱたぱたと足を鳴らす。


「あ、来た来た!」


幸紀が指差す方向は・・・。



「・・・え」


あれって


「あれ?よう」


あたしに向かって手を挙げる。


英二!!?


目の前に英二と辰也。


なんで二人なの!?


「ごめんね〜、男友達っていったらこの二人しかいなくて」


幸紀は小声であたしに言う。


なんでまた・・・

二人がいると、すごく気を使うじゃない。

最初は良かったテンションも今じゃ下がってる。


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