*If*…もし貴方と出逢わなければ…
下っ端達には、昴が藤崎組に関しての情報を私が電話をしている時に話して置いてくれたようだった。



「全体では、動けないってことか?」



『うん…。幹部だけで行くことが条件なの。』



「そんな……。」



『それだけ、危ない場所なんだよ…。』



ガチャっと突然ドアが開いた



「いきなり来てすまんな」



『雅さん』



来たのは雅さん



「……ホントにすみませんでした…!!一瞬でも華蓮を疑って……。」



昴がいきなり頭を下げ雅さんに謝った



「……それは、俺じゃなくて華蓮に言えよ」



「はい…。」



「…条件は呑んでくれるか?」



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