*If*…もし貴方と出逢わなければ…
「…っっ。それでも!それでも俺は華蓮に謝りたいんです!!」



蓮の強い意識が宿った目。それを見た雅さんは…。



「……わかった。だが、今は一刻も早く華蓮をあの家から助け出す事が先だ。」



「はい」



「明日。明日、華蓮を助けに行く。だから、準備しとけよ…?蓮、雨宮組にもそう伝えろ」



「……はい」



華蓮。必ず助けに行くからあと少し待ってて…。


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