*If*…もし貴方と出逢わなければ…
澪side



私達が蓮のいる学校に転校して数日たった頃やっと華蓮が学校に来た



でも、私達を見て走り去ってしまった…。



「何アイツ感じ悪っ」



「ホントよね」



「澪様と昴様、実様が話かけたっていうのにねっ!!」



「……ざけんな‼」



「え…??」



「アイツを悪く言うんじゃねぇ‼」



『華蓮は、私達の大切な仲間なのよ‼』



「僕達の光なんだ。こんな僕たちを救ってくれた…。」



「華蓮に手出した奴は俺らがただで済ましてやらねぇから。覚悟しとけ」



口々に言った私たちに圧倒されながらクラスの連中は黙った


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