*If*…もし貴方と出逢わなければ…
ある日毒龍が蝶華に攻めてきた



勿論蝶華が優勢だった



けど、毒龍の総長はずっと笑っていたんだ…。凄く余裕そうに…。……まるで秘密兵器があるように。



そして、毒龍の総長以外が倒れた頃ぞろぞろ組の人間が入ってきた。



その人達の後ろには私を捨てた両親達が入ってきた



組員の人達は母さんの再婚相手を組長と呼んでいた



だけど、私は目の前の両親が恐怖でしか無かった。



彼らは言ったんだ。“お前の大事なモノを奪いに来た”って……。怖くて怖くて仕方が無かった



そして、私に向けられたのは、黒い塊………拳銃だった



バーン


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