*If*…もし貴方と出逢わなければ…
『じゃあ、今から電話かけて聞いてみるね〜!あ、ママ!一緒に夕飯作ろ』



「わかったわ。待ってる」



『うん!』



華蓮が電話をかけるために部屋からでると



「雅、華蓮、ちゃんとお友達ができたのね」



「そうだな。それに、表情豊かになったしな」



「そうね。嬉しいわ。華蓮の友達にも感謝しなきゃね」



「あぁ」



「というか、友達って誰なんでしょうねぇ?」



「多分3人は幹部たちだと思うんだが、後1人わかんねぇーんだよな」



「まぁ、後のお楽しみって事で楽しみに待ってましょ?」



「そうだな」



華蓮が、いなくなったリビングでこんな会話をされていた事は、勿論華蓮は知る由もない

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