運命の人と運命的ではない出会い方をしてしまった
「え?」



『え?』



お互い顔を見合って?を頭の上に浮かべる。



「はぁ。」



「あ、リオくんおはよう。
また、3年間よろしくね。」



「おぉよろしく。」



私の横を通り過ぎて、前の席に座る彼の声に聞き覚えがある。




『なんでココにいんの!?』



「うるせぇな。
同じクラスだからじゃねぇの?」



同じクラス?
クラスメイト??



「あれ?リオ君と知り合いなの?
えっと・・・」



『あ、近藤リオです。』



「えー!!!
同姓同名じゃん!!!!」



「同姓じゃないでしょ、ばか。」



「あ、確かに。」



「理央ちゃんね。
このうるさいのは須田海(スダ カイ)。」



「よろしくー。」



『よろしくね。』



「もうちょっと、まともな自己紹介できないの?
まったく。」



杏ちゃんと須田くんは仲良さそう。



「リオくんと理央ちゃんは、知り合いなの?」
< 7 / 25 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop