人形の君に心をあげる。



もう何年も前の遠い昔のことだぞ


もう自分でもすっかり忘れてると思ってたのに...





そう言えば...あんな事もあったか




というか、あの日が始まりだったな...あの不思議な感覚の。




一瞬、意識が遠のくようなあの感覚は最近では感じなくなったけど、一気に頭が真っ白になるような感覚は今でも続いてる。





昨日のような負の感情を抱いた時に、自然とその感覚に陥るのだけれど、相変わらずその正体はよくわからない。




頭の中で次の行動を考えるでもない、何か言い返す言葉を探すでもないのに、気づくと体や口が勝手に動いてる。






全部、”感情”に任せて体が勝手に動いたこと

なんて、最近では都合よくそんな風に解釈してるけど...






今日の夢で改めて気づかされた。






自分の中で、”感情まかせ”に行動してるって思ってる時って、特段何も思ってないんだよな...







< 104 / 118 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop