オブジェのある公園
ピピピピピピピピ………!
……
ヒカル「…全然 寝れなかった…」
「ガア~」 「スー」
ヒカル「……ユウジロウ!
ユウジロウ!
朝だよ!」
「………んんっ…」
ヒカル「もう 5時半だよ」
「……お~ん」
ヒカル「初日から 遅刻?」
「はっ! そうだ、今日から…」
ヒカル「おはよう」
「おう、早いな?」
ヒカル「…うん。」
ヒカルが、コーヒーを
いれてくれた。
「さて、もう少し したら
帰るか…」
ヒカル「そうだね…」
「今日から 頑張らないとな!」
ヒカル「……ねえ、 ユウジロウ、
私の全てを
受け入れてくれる?」
「受け入れる?」
ヒカル「うん。………
今から、私が話す事
受け入れられる?」
「…………」
ヒカル「 …………私の お母さん、
駒川病院で 入院してるの」
「は?お母さんが、入院?」
ヒカル「治る見込みのない、難病、
……だから、
どこの 病院も
受け入れを 拒否したの」
「………んんっ」
ヒカル「でも、駒川病院だけが、
受け入れてくれた……
ハヤトが 院長に
お願いしてくれたの」
「……ヤブ医者が…?」
ヒカル「………でも、
それと、引き換えに…」
「…おまえが、欲しい……かぁ?」
ヒカル「…………うん」
「で、おまえ もう 決めたんだろ?」
ヒカル「……どーしても、断れ無くて…」
「おまえの 気持ちは?」
ヒカル「…それは………、
ユウジロウが、好き、
……でも……」
「でも? なんだよ?
お母さんが って、言うなよ!」
ヒカル「………でも、やっぱり
お母さんは………」
「おまえが 本気で
俺を 好きで いてくれるなら
……おまえの、
お母さんも 俺が、絶対
なんとかしてやる。」
ヒカル「……ホント?」
「ああ、
もう、これ以上
……ヒカルの 笑顔を
奪わさせねえ!」
ヒカル「……ユウジロウ」
「俺は、おまえが、好きだ!」
ヒカル「えっ……」
「俺と、付き合ってくれ」
ヒカル「…うん…」
ヒカルは 泣いていた…
俺は ゆっくり ヒカルを
抱き寄せた。
「泣くほど 嬉しい?」
ヒカル「……嬉しい…」
「……俺は おまえの 何百倍も
嬉しいけどな…」
ヒカル「………ふふふ」
「……ずいぶん 遠回りしたな」
ヒカル「…そうだね」
「もう、離れんなよ」
ヒカル「……ユウジロウもね」
「うん」
この後 ホテルを出て
家の近くの コンビニで
俺は 車をおりた。
「じゃあ、また、電話する」
ヒカル「うん、わかった。
仕事 がんばってね、
初日から遅刻すんなよ!」
「……ハイハイ」
ヒカル「じゃ、またね」
ブゥーン
走り出す ヒカルの車に向かって
俺は ヒカルに手を降った。
(さて、仕事行くかっ)
一旦 家に戻り
服を着替えて 会社に向かった。
……
ヒカル「…全然 寝れなかった…」
「ガア~」 「スー」
ヒカル「……ユウジロウ!
ユウジロウ!
朝だよ!」
「………んんっ…」
ヒカル「もう 5時半だよ」
「……お~ん」
ヒカル「初日から 遅刻?」
「はっ! そうだ、今日から…」
ヒカル「おはよう」
「おう、早いな?」
ヒカル「…うん。」
ヒカルが、コーヒーを
いれてくれた。
「さて、もう少し したら
帰るか…」
ヒカル「そうだね…」
「今日から 頑張らないとな!」
ヒカル「……ねえ、 ユウジロウ、
私の全てを
受け入れてくれる?」
「受け入れる?」
ヒカル「うん。………
今から、私が話す事
受け入れられる?」
「…………」
ヒカル「 …………私の お母さん、
駒川病院で 入院してるの」
「は?お母さんが、入院?」
ヒカル「治る見込みのない、難病、
……だから、
どこの 病院も
受け入れを 拒否したの」
「………んんっ」
ヒカル「でも、駒川病院だけが、
受け入れてくれた……
ハヤトが 院長に
お願いしてくれたの」
「……ヤブ医者が…?」
ヒカル「………でも、
それと、引き換えに…」
「…おまえが、欲しい……かぁ?」
ヒカル「…………うん」
「で、おまえ もう 決めたんだろ?」
ヒカル「……どーしても、断れ無くて…」
「おまえの 気持ちは?」
ヒカル「…それは………、
ユウジロウが、好き、
……でも……」
「でも? なんだよ?
お母さんが って、言うなよ!」
ヒカル「………でも、やっぱり
お母さんは………」
「おまえが 本気で
俺を 好きで いてくれるなら
……おまえの、
お母さんも 俺が、絶対
なんとかしてやる。」
ヒカル「……ホント?」
「ああ、
もう、これ以上
……ヒカルの 笑顔を
奪わさせねえ!」
ヒカル「……ユウジロウ」
「俺は、おまえが、好きだ!」
ヒカル「えっ……」
「俺と、付き合ってくれ」
ヒカル「…うん…」
ヒカルは 泣いていた…
俺は ゆっくり ヒカルを
抱き寄せた。
「泣くほど 嬉しい?」
ヒカル「……嬉しい…」
「……俺は おまえの 何百倍も
嬉しいけどな…」
ヒカル「………ふふふ」
「……ずいぶん 遠回りしたな」
ヒカル「…そうだね」
「もう、離れんなよ」
ヒカル「……ユウジロウもね」
「うん」
この後 ホテルを出て
家の近くの コンビニで
俺は 車をおりた。
「じゃあ、また、電話する」
ヒカル「うん、わかった。
仕事 がんばってね、
初日から遅刻すんなよ!」
「……ハイハイ」
ヒカル「じゃ、またね」
ブゥーン
走り出す ヒカルの車に向かって
俺は ヒカルに手を降った。
(さて、仕事行くかっ)
一旦 家に戻り
服を着替えて 会社に向かった。