オブジェのある公園
「へぇ〜…」
ヒカル「なに?興味なさそー」
(興味無いし)
「…そんな事は…」
し~~ん
ヒカル「そろそろ 到着するから
軍手して」
「ハイハイ」
現場に到着すると ヒカルは
担当者に 俺の事を 紹介していた
その度 俺も頭を下げた。
ヒカル「配達先は全部うちの 子会社だけど
いろいろ お世話になってるから
絶対に 偉そうな態度しないでよ」
「了解です」
一通り 顔合わせが終わり
ヒカルと2人で 荷物を降ろした。
(結構 重いなあ)
ヒカルは 口は悪いが 一応 女
苦しそうな顔して
荷物 運んでるとこ見ると
少しだけ かわいそうに見えた。
自分の分は 運び終えた俺
ヒカルはまだ 荷物が残っていた
「手伝うよ」
(タメだし敬語はいいか)
ヒカル「……別にいい…)
「そう。」
思った通りの答えだった。
俺は ヒカルから
無理矢理 荷物を奪い取り
所定の位置まで 荷物を運んだ
ヒカル「勝手な事すんな!」
「おまえより 数倍は早かったと思うけど……」
ヒカル「…………………」
ようやく 荷下ろしが 終わった
ヒカル「トラック乗って!お昼にするから」
(若干 口調が 変わったような気がした)
現場から 少し離れた 公園に トラックを停めた。
ヒカル「新人! 弁当持ってる?」
「持ってねぇ!」
ヒカル「…だよね。
連絡してなかったもんね」
「ああ じゃあ 買って来るわ」
ヒカル「ここ、なんもないよ」
確かに 辺りは 店一つない
ヒカル「……これ。」
ヒカルは 袋から 2つの弁当を取り出し
その一つを 俺に差し出した。
「いいのかよ?」
ヒカル「お昼の事は こっちの
連絡ミスだから…。
「じゃあ 遠慮なく。」
ヒカル「美味しいか わかんないけど」
「いただきます!」
その瞬間 ヒカルは
ニヤリと笑った…。
「うっ!
カラッ
辛い!
イテーーー!
舌がー焼けるー!!」
ヒカルは そんな俺を見て
ゲラゲラ 笑っていた。
「でめー ふざけんなょー!」
ヒカル「バーカ! 今どき 店ない訳ないだろ!
すぐそこに コンビニあるしー」
「……はあ?」
ヒカル「これが私の 新人 歓迎式」
バタンっ!
俺は 急いで トラックから飛び出し
公園の 水道水を 一気に飲んだ。
「あの クソ女ー! 殺すきかっ!」
トラックに戻ると ヒカルは満足気に
弁当を食べていた…
俺は トラックには乗らず
公園のベンチに座った。
(あいつ……! ちきしょう!
あんな女 初めてだ!)
バタンっ!
ヒカルは ベンチに座る
俺の方に 歩いて来た
ヒカル「……さっきは ゴメン。
ちょっと やり過ぎた」
「もう いいよ」
ヒカル「お腹 空いたでしょ? これ」
ヒカルは パックに入った
オニギリを 差し出した。
「もう いらねえよ!」
ヒカル「午後から もたないよ」
優しい 顔で ヒカルは言った。
「じゃあ、一つ もらう」
俺は オニギリを 食べた………
「う?
カラッ
辛い!
舌がー焼けるー!」
ヒカルは さっきよりも 十倍
笑っていた。
俺は またまた 水道水を
ガブガブ 腹一杯 飲んだ。
ヒカル「おい! 新人! 次の現場 行くぞ!」
(こいつ! いつか! ぶっ殺す!)
ヒカル「なに?興味なさそー」
(興味無いし)
「…そんな事は…」
し~~ん
ヒカル「そろそろ 到着するから
軍手して」
「ハイハイ」
現場に到着すると ヒカルは
担当者に 俺の事を 紹介していた
その度 俺も頭を下げた。
ヒカル「配達先は全部うちの 子会社だけど
いろいろ お世話になってるから
絶対に 偉そうな態度しないでよ」
「了解です」
一通り 顔合わせが終わり
ヒカルと2人で 荷物を降ろした。
(結構 重いなあ)
ヒカルは 口は悪いが 一応 女
苦しそうな顔して
荷物 運んでるとこ見ると
少しだけ かわいそうに見えた。
自分の分は 運び終えた俺
ヒカルはまだ 荷物が残っていた
「手伝うよ」
(タメだし敬語はいいか)
ヒカル「……別にいい…)
「そう。」
思った通りの答えだった。
俺は ヒカルから
無理矢理 荷物を奪い取り
所定の位置まで 荷物を運んだ
ヒカル「勝手な事すんな!」
「おまえより 数倍は早かったと思うけど……」
ヒカル「…………………」
ようやく 荷下ろしが 終わった
ヒカル「トラック乗って!お昼にするから」
(若干 口調が 変わったような気がした)
現場から 少し離れた 公園に トラックを停めた。
ヒカル「新人! 弁当持ってる?」
「持ってねぇ!」
ヒカル「…だよね。
連絡してなかったもんね」
「ああ じゃあ 買って来るわ」
ヒカル「ここ、なんもないよ」
確かに 辺りは 店一つない
ヒカル「……これ。」
ヒカルは 袋から 2つの弁当を取り出し
その一つを 俺に差し出した。
「いいのかよ?」
ヒカル「お昼の事は こっちの
連絡ミスだから…。
「じゃあ 遠慮なく。」
ヒカル「美味しいか わかんないけど」
「いただきます!」
その瞬間 ヒカルは
ニヤリと笑った…。
「うっ!
カラッ
辛い!
イテーーー!
舌がー焼けるー!!」
ヒカルは そんな俺を見て
ゲラゲラ 笑っていた。
「でめー ふざけんなょー!」
ヒカル「バーカ! 今どき 店ない訳ないだろ!
すぐそこに コンビニあるしー」
「……はあ?」
ヒカル「これが私の 新人 歓迎式」
バタンっ!
俺は 急いで トラックから飛び出し
公園の 水道水を 一気に飲んだ。
「あの クソ女ー! 殺すきかっ!」
トラックに戻ると ヒカルは満足気に
弁当を食べていた…
俺は トラックには乗らず
公園のベンチに座った。
(あいつ……! ちきしょう!
あんな女 初めてだ!)
バタンっ!
ヒカルは ベンチに座る
俺の方に 歩いて来た
ヒカル「……さっきは ゴメン。
ちょっと やり過ぎた」
「もう いいよ」
ヒカル「お腹 空いたでしょ? これ」
ヒカルは パックに入った
オニギリを 差し出した。
「もう いらねえよ!」
ヒカル「午後から もたないよ」
優しい 顔で ヒカルは言った。
「じゃあ、一つ もらう」
俺は オニギリを 食べた………
「う?
カラッ
辛い!
舌がー焼けるー!」
ヒカルは さっきよりも 十倍
笑っていた。
俺は またまた 水道水を
ガブガブ 腹一杯 飲んだ。
ヒカル「おい! 新人! 次の現場 行くぞ!」
(こいつ! いつか! ぶっ殺す!)