サッカーの王子様
そしてニッコリ笑い、
「ね~、空!私がお腹空くと不機嫌になるの知ってるよね~?」
と肩に乗せてる手にだんだん力を込めながら言ってきた。
こっ怖いよ…
その笑顔が…
私はコクコクと大きく頷いた。
すると優羽は、
「だよね~?空チャン♪ じゃあ、今から空チャンがしなくちゃいけないこと分かるわよね~?」
と言ってきた。
チャン付けってのが余計に怖い…。
だから、その笑顔が怖いんだってば…。
私がまたコクコクと大きく頷くと、
「じゃあ、今から5、数えるからさっさと言って来なさい!!でないと!分かるわよね~? 空チャン♪」
と言ってきた。
そして私が頷こうとする前に
「はい!!5~4~」
とカウントダウンし始めた。
えっ!?
まだでしょ?