サッカーの王子様
「まぁ…詳しくは今日の5時間目のホームルームで話すわ!!ほな!!朝のホームルーム終わり!!」
そう言って水巻先生は教室を出て行った…
優羽と真実が私のところに来た…
「キャンプの班どうなるんだろうね~?」
何やら嬉しそうな真実…
優羽は無関心だけど…嫌そうだった…
『真実…もしかしてキャンプ楽しみだったりする?』
私がそう聞くと
「うん!!スッゴいたのしみ!!」
とにこにこしながら笑顔で言った…
優羽は
「全然たのしみなんかじゃない…キャンプなんて…ダルいだけだし…」
とかったるそうに言った…
「えぇ!!なんで?私めちゃくちゃたのしみなんだけど?」
目を輝かせて言う真実…
そんな真実に
『私も…嫌だかな…キャンプなんて…』
と私が言うと
驚いたように目を大きく見開いて
「うっそぉ!?空まで!?信じらんない!!この3人の中でキャンプたのしみにしてるの私だけ?」
と言った…