サッカーの王子様
優羽の過去
ホームルームで自己紹介をしたときの
ドキドキとは違うドキドキがする。
今から優羽の話が聞けるんだ…。
優羽、真実、私。
いつもの3人。
今私たちは優羽の部屋にいる。
話をどう切り出したらいいのか
悩んでる様子の優羽に、
優羽に出してもらった紅茶を
おいしそうに飲む真実
そんな2人を交互に見ながら
ソワソワ落ち着かない私
今の私と真実に共通してることは
優羽からの言葉を待っている
ということだろうなと思う。
真実は紅茶を飲みつつもチラチラ
優羽を見てるから。