悪魔に恋した少年
「紗奈は悪魔だ。良い奴だけどそれだけじゃオススメ出来ない」
そう言えば俺はまた力を使い俺たちの近くに居たスタッフの男を転ばせる。
どんな些細な悪戯でもいい。
人を不幸にさせられるのなら
「でも、お前は灰色の羽根だ。一体何者なんだ」
スタッフが転んで少しビックリしたようだが気にせず話しかけてくる。
どうやら紗奈は俺が悪魔と天使のハーフという所までは説明してないらしい。
「悪魔と天使の子供。つまりハーフ」