大切なモノの果てに…
「…嫌だね。俺は人殺しに名乗るほどお人好しじゃねぇ…」
「(笑)それもそうね…」
「…おい、そこのじじい。人を殺した気分はどうだ??さぞかし清々しいだろうなぁ~(ニヤリッ」
音弥は理事長に問いかけた。
「わっ私は人を殺してなどっ「いないって言えるのか??ハハッ……そんな事言わせねぇぜ」……」
音弥の睨みに理事長は返す言葉がなかった。
「この学園なんて今すぐにでも潰せんだぜ??でも残してやってるんだ、俺等に感謝すんだな。」
「…音弥」
「椿すまねぇが少し黙っててくれるか??」
「えぇ…分かったわ。じゃぁ先に車にいるわね」
「あぁ分かった。すぐに終わらすからな…」