MAN of DESTINY王太子の執拗な求愛
「それより、指輪ですけど、
何故わたしに
おりたのでしょう。
滅茶苦茶痛かったです。」

「それは、大変でしたね
同情いたします。
 私は神より命を受けて動いています。

 あの日、虹の柱を見て、
 あなたを探していました。
 ここで会えたのは、
 まさに神の思し召しでしょう。」
「私を探して何をしたいのです?」
と美桜は、率直な疑問を
聞いてみた。

美桜は言葉を話す蛇氏を見て真っ白いその姿が美しくみえ、またその目も鋭くも有り優しく思えた。


「え⁉️何を…したい?、
 本気で言っています?? 」

 蛇氏は以外と言う顔をした。

うんうんと頷くと、ピンと張ってた白い体をクタリとうなだれて、

「私たちは三百年あなたを待つて、いたのに ハアアアツ…💨」

呆れたとばかりに深いため息に
翻弄されながらも何と答えればいいのか‥

「……」

「…と言われても困ります。」
 美桜は、降って来た変な話に
 追いつけないでいた。


(だいたい蛇と話ができるなんて、ハリーポッ♡ー、並みじゃん。)

「シャロン、今の名前はなんと呼べばいいですか?」

「シャロン??私は美桜と言います。」

「美桜?あなたは中国人?、日本人?韓国ですか?」

「日本人です。‥なぜ、あの、
 違う世界の事知ってるんですか?」

「……」

「私はイギリスから、きました。
貧困を無くそうと、
事業を起こしたのですが、
蓋を開けたら、結局金持ちに
お金が流れ、 私がしたことは
何もなりませんでした。

絶望して自害しようとした時、
虹の柱が現 れ、始末する命なら
私に仕えよと言われ
私は无球へあなたは地球へおくられ、

  地場の交換をしました。」

「なぜ交換を…しなくては、
 いけないのですか?」

「バランスを保つ為です。」
「じゃあ蛇さんと私が一緒にいたらまずいのでは?」

「もう3百年たっています。私には 居住権があります。
あなたは元々この世界の人間なので居住権はあ りますよ。」

「あなたを探していたのは
言い伝え他色々伝える為です。
まさか記憶を無くされているとは‥」

「エー無理でしょう前世なんて、
 わからないし。」

「では!お話しましょう。」

あなたはシャロンと言う名前で、ルチアマンダ国の子爵の家の三女として生まれました。
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