MAN of DESTINY王太子の執拗な求愛


🐝さあさあ次の日
美桜の楽しみな時間が来た。
バーン!!挨拶、オハユウゴザイマス!

日本語おぼえたての一!!
アメリカ人ふうで、ご挨拶。
相変わらずの、酒くさっ
昨日はどこぞに行かれたやら。

白いシーツに、
包まれてドデカい仔羊ちゃんが
お休みです。

メイド服のォオカミ襲来

足の裏が並んでおります。
足をくくりつけても起きない!

昨日マヤさんから借りたグリグリ棒

キラリーン「キミの出番’†」

足の真ん中に、グリグリ、
《ぎゃー》

「ふうヤレヤレ。収まったもよう。
次!」

右足にグリグリグリグリグリグリ
《ウギャーウギャーいたー》

ええい~やっちまえー
グリグリ,«ウギャー»
グリグリ«ウギャーウギャー»
グリグリ«ウギャーウギャー»


オハユウゴザイマス殿下。


アフアフ、いいながらベッドで
呆けておられます。
お疲れのように見えまする。

飛んでった魂が戻ったかのように
怒りMAXで、叫ばれました。

«ふ!!ふ!!ふ!! ««風呂っ !!»
また、裸ん防になられ、
ぶらりん、ぶらりんと歩かれています。


「背中流しにいこうとしたら、
 寸前でバタンと閉め拒否 
 ある程度の時間が過ぎ、
 出てこられたので、

「朝食はこちらですか?
 皆様と召し上がられますか?」

シカト

「お着替えは、
どちらがいいですか?
私は此方をお薦めしますが。」

案の定、
すすめないほうを、
バシッと取られました。

«チツ、子供じゃあるまいし、
自分でやれよ»
呟いたつもりでも、

地獄耳には聞こえたらしい。

ギロリと睨まれた。

機嫌採りまで頼まれてネッシー、
後ろを向いて、
ネクタイ閉めていらしたので

「あっかんべえ~!!」

そそくさと出てきた。
しかし鏡にはちゃんと写っていた。
眼鏡を外した美桜の、
あっかんべえ~が。


チビとは、バレなかったが、
吸い込まれるような綺麗な黒目に
レイモンドの手が止まった。


厨房から
「殿下はどちらでお食事かい?」


と聞かれて、返事ないから

「いらないでーすって、多分。」
 とこたえた。

あ!! 
「風呂上がりだから、
 ミネラルウォータください。」

「飯!!」

「おー飯ですね。
 お待たせ致しました。
殿下はい。ドン

レイモンドは、目を丸くして??!
「メシだ!!」

      「は?」
         メシ?

「だからメシ。」
美桜はミネラルウォーターを
指さして


     ホレ「コレ」☞水メシ♡♡


「…‥…は?」

クレッションマークがチラチラ

そんな時執事のマークが、
「おはようございます。」

と言いながら入って来た。
「厨房が心配しておりましたよ。
 朝食を抜かれるとは
 いかがなされました。」

と野菜ジュースを持ってきた。
マークの後ろでピロッと出た赤い舌をレイモンドはしっかり、しっかりと見た。
        ムカック~!
๑ ิټ ิ)ヘヘッ
       
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