MAN of DESTINY王太子の執拗な求愛

レイモンド殿下の、お見合い。

🐝⋆︎*゚∗🐝
ン千万の椅子に足を組み
新聞を読んでいるレイモンドに、
やる気なさそーに聞く。


「風呂はぁ、はいりますーうかぁ。」

「お前は?」
新聞を見ながらぶっきらぼうに聞いた。

「シャワー、入りましぃたぁ。」

「そ、そうか、」

「それに、ドブスですし、
 気にしちゃいませんが、
 殿下の好みじゃ
ありませんのでー。」

読んでいた新聞をバサリと置いて

「もう、あやまっただろう。
 いい加減、機嫌直せ。」

新聞をバサッとたたみ美桜を見た。

 「いつ?いつ?いーつ!!」

顔をクネクネさせながら近寄る。

「気持ちの問題だ!

お前がいないと、つまらん!
 それだけだ。 」

レイモンドは、中々言えない事だが
頑張って美桜に伝えた。


殿下はいつものように
女に愛されてるらしいものを、
ブランブランさせて
浴室に入って行かれました。


「チッしょうがないな!」


何となく嬉しい気がするのは何故?
情がわく、とか情が移るってこんなことを言ふうのかな?。

ラリアラナ国第1王女シルビア様
マスリッチ国第3王女ロレア様
サマランダ国第2王女ルリアン様
カマラス国、公爵様御息女、ユリア様
ルチアマンダ国、第1王女エミリア様
まずはこの5名とお見合いでございます。



「見合い?誰が?」
 ポケーッとして答えると


「殿下がでございますよ。」

   「しないぞ!」

「合われるだけで、良いのですよ。
 まずは、お友達からとゆうことです。」

アレンの押しに負けて
一応見合いだけとゆうことで
納得させられた。

最近チビの事を忘れるくらい
充実している。
美桜のおかげとも思う。


チビからは嫌われているし‥
これだけ探しても、
見つからないならもうこの国には
いないのかもしれぬな…!


美桜は朝から晩までよく働く。


美桜の動きをみていたら、
あの出っ歯さえ可愛く見える。

美桜をたまには、お茶に誘って見た。

初めは滅相もないと断られたが、
美桜の好きなチョコレートケーキで
釣った。

パクパク食べるが、さすが
オムリーの娘だ、仕草が綺麗だ。

俺のも食べろと差し出すと、

「やったー。」

と喜んで食べる。
可愛い。ドブスさえ可愛く見える。


あーしごと出来ないかも、
おなかイッパイ
最近そのセリフを聞かないと
俺も仕事がはかどらなくなったから
不思議だ。



今日はレイモンドの見合い相手を
決めるための会議がある。

あらかじめ、
アレンと大臣で選別してあるが一応、
会議を通すことになった。
今日は絶対外せない。

ヴアルタンとロベルトは城へと
足を進めた。


📣「おはようございまーす。」

ガラッと開けるが、起きてるはずナシ
ベッドにいくと、スヤスヤ寝ております。美桜も気合い入って、
早起きしたせいか、
ね・む・い


レイモンドはぐっすり寝ている。
黙っていると、本当にいい男だょ。
チクショウー‼
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