MAN of DESTINY王太子の執拗な求愛
🐝⋆
ああ酒のせいか?
俺の貞操のなさか?
謝るしかない、俺が悪い!
美桜が居なくなったことも予想だにしなかったレイモンドは、身重だから、俺から、離れていくはずがないと、こりずに又タカをくくっていた。
子供の為両親が揃っているのが良いって事は美桜も理解してるはず
しかし顔を合わせずらく二週間が
過ぎた。
思い切って電話をしてみるが
「おかけになった電話番号は‥」
とアナウンスが流れる
何回かけても同じだ。
カフェにかけてみた。マヤが出て
「美桜は元気ですか?
たまには帰るように言ってください ね。」
って‥帰って無いのか?
マジか?
レイモンドが慌てて駆けつけると
本当に美桜の姿はなかった。
なんで‥こんな事になったんだ。
また逃げられた、
いや、いっも俺のせいで逃げられる。
浮気する前に帰れるものなら
帰りたい。
遊びだった。
愛なんて無い。
つい、軽い遊び心だ、本気じゃない!
美桜の妊娠中の軽い遊びだ‼
ジュリアが項垂れて言う、
「あんな身体でいくあてもないのに…」
身重なのにどこかで働いているんでしょう か?
「は、働く??美桜が、?」
レイモンドは思いもしなかった事に不安を隠せない。
「働かないと食べれないからねぇ
最悪、流産とか?」
アーアリエル、アリエル
「エーえっ、働き過ぎて流産?
双子は、居なくなるって事ですよねぇ
生まれないって事ですよねぇ。」
ウンウン ウンウン
「働かないと子供産めないし
お金いるからね
ア~何でこんなことに?ウッウッ。」
ホントニネェー。
「殿下の執務室にいっ行つたら
女医さんとにゃんにゃんしてて
会議とか嘘つかれ殿下の部屋にいく母さんって言って‥それから
音信不通だったなんて!」
「てっきり仲直りして
城にいるものだと‥」
ウウッ、ウウッ
えーっまさか、ほんとうに…!!
「殿下と仲直りして仲良くやってると思いましたのに,やはり許せなかったんでしょうか?それとも‥何か見てはいけないものを見たのでしょうか?」
ジュリアもエプロンで目頭をおさえ
ウウッ ウウッ ウウッ
と、嘘なき魔女がこんなに気が弱い🧙わけないじゃんか。