MAN of DESTINY王太子の執拗な求愛
🐝⋆゜
三人は二枚じたを使い分けながら
殿下を追い込んで行った。
レイモンドはフラフラと魂が抜け
たように歩いていた。
アリアがチャールズに電話をして
レイモンドを、迎えに来てもらい、そのまま帰って行った。
そして1日半の旅を乗り越え
美桜とマヤは美桜の実家に着いていた。
季節は冬,寒い寒い2月だった。
久し振りの本当の真冬だ!!
マヤさんが「この白いのが、雪?」
ときいてきたから、
「そうですよ。」
と答えるも口から白い息が
煙のようにでる。
「やはりコートがいりますよね。
早く入りましょう。」
ピンポーン。
ママー!ママー!
ママーママー
中から、黒い服をきた
桜花が出てきて目をひんむいて
驚き口をパクパクしていた。
「誰なん?」
ママが出て来て
「あ?あんた美桜?」
ママもビックリ、ですよねぇ
「あれ?誰か死んだん?
誰?真っ直ぐあるくと
美桜の遺影が梅の花や桃の花で
埋め尽くされていた。
「エ!! 私?勝手に殺すなゃ~
生きてっし~しんどらんワー`ω´」
桜が、
「もう二年やで!どこおったん?しかも、太ってんやん。`Д´」
桜花は、離れていても私と瓜二つだ!!桜は私と桜花を幼くした感じで、可愛らしい。
「桜、可愛らしいな。」
「なに言うてんToT」
パパお姉が居なくなった現場に、
お花持ってってんで‥
5千円の花が、なくでーToT」
ママがマヤさんに気づいて、マヤさんが
「申し訳ありません。私が
≪助けてくれたんでー!
マヤさんゆうねんけど、
私記憶無くしてな、
フラフラしてたら、
ずっと面倒みてくれてんでー。≫」
マヤの言葉を押し込んで説明した。
ママは丁寧に挨拶して、部屋が足りないためマヤさんには、ウイクリーマンションを契約してくれた。
美桜は妊娠5ヶ月で、
旦那が二年海外出張の為別居で
3日前に記憶が戻り彼の妹の
マヤさんと、こっちに来たので、
旦那は何も知らないとゆうことにした。
パパも、大泣きして喜んでくれた。
マヤさんが魔法テレパシーで
向こうの様子をみてくれた。
マヤ人形を通して向こうの様子が分かる。
「まだまだだね。」
ポツンと言ったのを見て苦笑いをする美桜だった。
我が子の成長を見届けられないのは少し可哀想なので6ヶ月に入った頃ムービーを送った。
アリアに送って、
アリアがチャールズに話し、
レイモンドの出方次第で、
見せてもいいし見せなくてもいい。
レイモンドは、最初、
「出ていった奴は、関係ない。」
と言った。のでチャールズと偶然やってきた、クロードと、鑑賞した。
勿論ドアを開けて、レイモンドが覗き見出来るように。
「アリアさん、マヤ(人形)さん、ジュリア さんピットさ~ん、チャールズさん
海にきました~沖縄って所ー
スタイルどうですかぁ~
(美桜そっくりの桜花に、ビキニを着てもらった。
妹達にだけ異世界の事、話してある。)
レイモンドには、
子供居なくなったから、
安心して女医さんと結婚していいよ~
と伝えてね~バイバーイ。」
ドアの後ろでレイモンドが、
泡吹き出してぶっ倒れていた。
その先はレイモンドは、見ていない。