〜甘いキミの、秘密〜
え?あ、カフェの美人さん…

「こんなとこでどうしたんですか?」

と私の隣に座った。

「ちょっと海が見たくて…なんか心が落ち着く感じがするから…」

「わかる気がします。私も…時々海来るんですよ。近いし。」

「そうなんですね。」

「なんかありました?私でよければ聞きますよ。大丈夫、私は口が堅いですから…」

…話してみようかな。会ったばかりなのに
なんか話してもいいような…そんな気がするから。

「…私好きな人がいるんです。その人甘いものが好きで…毎日持って会いに行っていて、でもある日私好きな人いる?って聞いたら…忘れられない人がいるって言われて…なんか辛くて。忘れられない人がいるのになんで私に優しくするのって…」

「そうだったのですね。もしかしたらその方貴方がきになってるのかもしれませんよ?」

「え?」

「忘れられない人…好きだった人かもしれませんよ?」

ーそうゆう発想はなかったな…

「ありがとうございます。なんかスッキリしました。」

「なら良かった^^」

「あの、、お名前は」

「私ですか?私は苺宮紗季です^^」

「紗季さん…今度私の好きな人連れてカフェ行きますねっ」

「わぁっ、それは楽しみです^^ お待ちしてます^^」

「はい!!」

紗季さん…か。
優しい人だったな…
アドバイスも的確だったし。
また何かあったら相談しよっ
まずは…
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