クールな青山准教授の甘い恋愛マニュアル
呆れて注意するが、こいつは構わずおちゃらけた態度で続けた。
「なら、俺のお願い聞いてくれる?」
諦めそうにないので、仕方なく先を促す。
「何なんだよ?」
「いま妹と住んでるんだけどさあ、俺マンション解約するし、となると可愛い妹がひとりになるわけよ」
亮太に妹がいるのは知っているが、年までは把握していなかった。
「妹、いくつだっけ?」
年を聞けば、亮太は即答する。
「来月の十日で二十一」
「大人じゃないか。ひとり暮らし出来るだろ?」
俺の指摘に亮太は少しムスッとした。
「年齢の問題じゃないんだ。妹が可愛過ぎて、変な奴に目をつけられないか心配なの」
「可愛い……ねえ」
「なら、俺のお願い聞いてくれる?」
諦めそうにないので、仕方なく先を促す。
「何なんだよ?」
「いま妹と住んでるんだけどさあ、俺マンション解約するし、となると可愛い妹がひとりになるわけよ」
亮太に妹がいるのは知っているが、年までは把握していなかった。
「妹、いくつだっけ?」
年を聞けば、亮太は即答する。
「来月の十日で二十一」
「大人じゃないか。ひとり暮らし出来るだろ?」
俺の指摘に亮太は少しムスッとした。
「年齢の問題じゃないんだ。妹が可愛過ぎて、変な奴に目をつけられないか心配なの」
「可愛い……ねえ」