死神王と約束の騎士
「お部屋に戻りましょう、ノエル様」

コクッ

そうして私はゼノに連れられて謁見の間を出た。




一言も話さずにただひたすら2人で廊下を歩く。

そして人気のない場所に来たとき、ゼノが口を開いた。

「…ノエル様、」

これは怒られる

「色々言いたいことはありますが…無事でよかったです。」

ギュッ

そう言うと、ゼノは私を引き寄せ抱き締めた。

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