死神王と約束の騎士
「嫌だ、今日は寝る」

「ダメです。今日はお部屋のお掃除をするので起きてください」

「…」

この部屋で寝るという選択肢はなさそうだ

「わかったよ、起きます」

「はい、起きてください」




朝食を食べながらどこで寝ようか考える

しかし、建国祭のこの時期どこも貴族や他国の賓客でいっぱいなはず。

となれば--

「…あの人の部屋しかないか」

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