死神王と約束の騎士
「入っていいよ」

「失礼いたします。」

ガチャッ

「ノエル様、おはようございます。」

「おはよう、リース」

いつも笑顔のリース·スノーリア。私の唯一の侍女で、私の身の回りの世話は執事と2人でやってくれている。

「今日はいい天気ですよ〜。こんな日はピクニックでもしたくなりますね」

「うん。じゃあ今日は庭でお茶でもする?」

「それはだめですよ、ノエル様」

「なんで?」

「それは、「今日から1週間、建国祭ではありませんか」
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