今日もたっくんに溺愛されちゃっています。〜結婚生活編〜
歩夢が生まれてからというもの、俺は常に大忙し。
まぁ当然といえば当然なのかもしれない。
今まで朱里だけを愛してきた俺に、もう一人愛する存在ができたんだから。
だからといって、朱里への愛が半減するわけもなく…
母親になった朱里には、今までとはまた違う魅力がある。だから色んな発見があって、その度にどんどん愛が増して。
それに加えて、天使のように純真無垢な歩夢への愛も成長する毎に膨大して…
あっちでドキドキ、こっちでキュンキュンもう俺の心臓はこの二人のせいでいつもフル稼働の大忙し!
「パパ見て見て!ウサギさんね、フワフワのモフモフでピョンピョンってするんだよ」
「そっか。可愛いね」
フワフワ、モフモフ、ピョンピョン……
天使の笑顔で可愛いワード並べるのやめて。
「たっくん、見て見て!ほら、手にヒヨコさん乗せてもらったの」
「本当だ。可愛いね」
朱里のちっちゃい手に更にちっちゃいヒヨコ…可愛すぎて眩暈が。
この二人はやっぱり最強だ。
いつも冷静な俺が、お手上げ状態になっちゃうんだから。
…と、まぁこんな感じで朱里の無自覚爆弾と歩夢の無邪気爆弾をくらいまくり悶絶する毎日を過ごしてる。