幼なじみのイケメン御曹司に独占されてます。
ばっとあいから離れる。

な、えっ?なにっ……⁉︎

混乱していると、

そんな私にどこか不敵な笑みを浮かべるあい。

「あれ?千愛、顔真っ赤だけど」

「そそそそんなことないよっ⁉︎
も、もう行くねっ」

「うん、楽しんでね〜」

一番楽しそうなあいの声を背に

廊下を一目散に駆け抜けて行く。

ドンっ、

「えっ、千愛⁉︎」

「み、美梨……」

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