幼なじみのイケメン御曹司に独占されてます。
「まあ澄風くんが手、回してると思うけどね〜」

「え?」

そうかな、と言おうとしたとき、

ガタ……

ふと隣の席の音がなって

賀川くんが席に着く。

……もう、あいさつを交わすこともないんだな。

正直まだショックが残ってるし、

私もまともに接せられる自信はないな。

チャイムが鳴って、

美梨が前を向いて

私も授業に入る体制に入った。
< 222 / 416 >

この作品をシェア

pagetop