恋人未満のこじらせ愛
「あー俺は社会人なるまで手帳持ったことなかったんですよねー……」
「男の人ってそんな感じな気がする。あんまりステーショナリーとかも拘ってなさそう」
「あぁ…適当に百均とかで買ってますね……」
「私もそんなに可愛いのは持ってないけど…この蛍光マーカーとか使いやすいよ。あと、このペンはすごい細いけど滑らかに書けるから重宝してる」
二人で雑貨屋を回りながら、終始こんな感じでずっと石見君と喋っていた。
石見君はいつも、私の隣でニコニコ笑いながら話を聞いてくれている。
歩いている時も、ずっと隣三十センチの距離から離れずに歩いている。
何となくだけど…居心地は悪くないなって。
そのままの自然体で、気兼ねなく付き合えて……私のことを、すごく思ってくれていて。
きっとこれからも、ずっと大切にしてくれるんだろうか。
少し、ほんの少しだけど……そんな未来だと、幸せになれるんじゃないかって。
そんなことを考え始めていた。
「男の人ってそんな感じな気がする。あんまりステーショナリーとかも拘ってなさそう」
「あぁ…適当に百均とかで買ってますね……」
「私もそんなに可愛いのは持ってないけど…この蛍光マーカーとか使いやすいよ。あと、このペンはすごい細いけど滑らかに書けるから重宝してる」
二人で雑貨屋を回りながら、終始こんな感じでずっと石見君と喋っていた。
石見君はいつも、私の隣でニコニコ笑いながら話を聞いてくれている。
歩いている時も、ずっと隣三十センチの距離から離れずに歩いている。
何となくだけど…居心地は悪くないなって。
そのままの自然体で、気兼ねなく付き合えて……私のことを、すごく思ってくれていて。
きっとこれからも、ずっと大切にしてくれるんだろうか。
少し、ほんの少しだけど……そんな未来だと、幸せになれるんじゃないかって。
そんなことを考え始めていた。