恋人未満のこじらせ愛
つまり、いつも待ってたのは……江浪さんが情報を流してた、から?で、江浪さんはそれに沿って仕事を振っていたってこと、なのか?
「大村が菅原さんと帰ってるのを見て『ひょっとして』って思ったんだよね。
まぁ試しに伝えたら面白いぐらいに待ってるし」
「菅原さんも満更ではなさそうだったしね。まぁ菅原さん任せるなら大村君って思ったんだよね。
ハルさんが『絶対あの子はダメな男に引っ掛かる』って見張ってたの知ってた?
わりと住宅営業の子とか菅原さん狙ってるみたいだけど、漏れなくダメそうな雰囲気の人らばっかみたいで」
「元彼のような?」と横やり入れた江浪さんをスパンっと叩く伊藤さん。
どんな恋愛をしてきたんだ伊藤さん……。
「とは言え、『任せて大丈夫』だと思ってた大村も以外とヘタレだし」
「そうそう。ホントにチ○コついてる?ってぐらい女々しいし」
伊藤さん……その言いぐさは何か……。
更に畳み掛けるように
「大村君は菅原さんから『好き』って言わせたかったんじゃん?
はあー、せっかくマーケティング部が菅原さん貰う気だったのにねぇ。上手いこと回りをはめたようだし」
「…て、えぇ!?」
私の移動予定はマーケティング部だった?
「大村が菅原さんと帰ってるのを見て『ひょっとして』って思ったんだよね。
まぁ試しに伝えたら面白いぐらいに待ってるし」
「菅原さんも満更ではなさそうだったしね。まぁ菅原さん任せるなら大村君って思ったんだよね。
ハルさんが『絶対あの子はダメな男に引っ掛かる』って見張ってたの知ってた?
わりと住宅営業の子とか菅原さん狙ってるみたいだけど、漏れなくダメそうな雰囲気の人らばっかみたいで」
「元彼のような?」と横やり入れた江浪さんをスパンっと叩く伊藤さん。
どんな恋愛をしてきたんだ伊藤さん……。
「とは言え、『任せて大丈夫』だと思ってた大村も以外とヘタレだし」
「そうそう。ホントにチ○コついてる?ってぐらい女々しいし」
伊藤さん……その言いぐさは何か……。
更に畳み掛けるように
「大村君は菅原さんから『好き』って言わせたかったんじゃん?
はあー、せっかくマーケティング部が菅原さん貰う気だったのにねぇ。上手いこと回りをはめたようだし」
「…て、えぇ!?」
私の移動予定はマーケティング部だった?