恋人未満のこじらせ愛
「まぁ、江浪さんは伝説になるよ!もはやなってる?
ほらさ…その弊害が……アレだし………」
そう言って首を傾けた方向を見ると‐課長が大量の女性陣に囲まれている。
何というか、周りがギラギラしてると言うか…。
「エリートでも年上と結婚する前科を作っちゃったからね…
年上のオネエサマ方が課長を狙ってるっていう噂」
声のトーンを落としてヒソヒソ声で喋る六島さん。
確かに年上のオネエサマ方…もはやお局様扱いの人まで居る。
これは………あれだな。
仮にバレたら、私はオネエサマ方から総スカン喰らうんじゃないだろうか……。
「でも江浪さん、別に年上好きじゃないと思うけど。歴代彼女は年下ばっからしいよ」
「だよねぇー。あれは伊藤さんだから結婚したんであって、別に年上どうこうじゃないよねー」
はぁ、と言いながら食べ続ける六島さん。
「仮に課長を狙いに行ったら私は会社で生きていけない」
その呟きに思わず苦笑いしてしまう。
が、それ以前に私は危ない橋を渡っているんじゃないだろうかと一人で冷や汗が出てきて仕方がない…。
ほらさ…その弊害が……アレだし………」
そう言って首を傾けた方向を見ると‐課長が大量の女性陣に囲まれている。
何というか、周りがギラギラしてると言うか…。
「エリートでも年上と結婚する前科を作っちゃったからね…
年上のオネエサマ方が課長を狙ってるっていう噂」
声のトーンを落としてヒソヒソ声で喋る六島さん。
確かに年上のオネエサマ方…もはやお局様扱いの人まで居る。
これは………あれだな。
仮にバレたら、私はオネエサマ方から総スカン喰らうんじゃないだろうか……。
「でも江浪さん、別に年上好きじゃないと思うけど。歴代彼女は年下ばっからしいよ」
「だよねぇー。あれは伊藤さんだから結婚したんであって、別に年上どうこうじゃないよねー」
はぁ、と言いながら食べ続ける六島さん。
「仮に課長を狙いに行ったら私は会社で生きていけない」
その呟きに思わず苦笑いしてしまう。
が、それ以前に私は危ない橋を渡っているんじゃないだろうかと一人で冷や汗が出てきて仕方がない…。